今日の診療
治療指針

ロモソズマブ(遺伝子組換え)


特 徴

 ヒト化抗スクレロスチンモノクローナル抗体製剤.間葉系幹細胞から分化する骨芽細胞は骨の形成にかかわる細胞である.骨芽細胞の分化には,Wntとよばれる糖蛋白が細胞の表面に作用することにより,細胞内でWntシグナル伝達経路とよばれる一連の反応が重要な役割を果たし,間葉系幹細胞からの骨芽細胞の分化を促進している.スクレロスチンは骨細胞から分泌される情報伝達物質で,骨形成の抑

関連リンク

この記事は医学書院IDユーザー(会員)限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

ログイン
icon up
あなたは医療従事者ですか?