頻度 よくみる
治療のポイント
・特徴的な圧痛点や歩行開始時の疼痛が診断の決め手である.
・治療は,まずはストレッチ(足底腱膜,腓腹筋など)や足底挿板(インソール)を試みる.
・ほかの治療手段として,体外衝撃波,ステロイド注射,足底腱膜部分切離などがある.
◆病態と診断
A病態
・足底腱膜にかかる緊張や踵接地時の衝撃の繰り返しにより,足底腱膜の踵骨付着部に過負荷がかかり,疼痛をきたす.中高年者に生じることが多い.
B診断
・踵部底側(かかとの裏側)のやや内側寄りに圧
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治療のポイント
・特徴的な圧痛点や歩行開始時の疼痛が診断の決め手である.
・治療は,まずはストレッチ(足底腱膜,腓腹筋など)や足底挿板(インソール)を試みる.
・ほかの治療手段として,体外衝撃波,ステロイド注射,足底腱膜部分切離などがある.
・足底腱膜にかかる緊張や踵接地時の衝撃の繰り返しにより,足底腱膜の踵骨付着部に過負荷がかかり,疼痛をきたす.中高年者に生じることが多い.
・踵部底側(かかとの裏側)のやや内側寄りに圧
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