適応
1以下の疾患の自覚的並びに他覚的症状の寛解
a)胃癌,肝癌,結腸・直腸癌,乳癌,膵癌,子宮頸癌,子宮体癌,卵巣癌
b)以下の疾患には,他の抗腫瘍薬又は放射線と併用することが必要:食道癌,肺癌,頭頸部腫瘍
2以下の悪性腫瘍に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法:頭頸部癌,食道癌
3レボホリナート・フルオロウラシル持続静注併用療法:結腸・直腸癌,小腸癌,治癒切除不能な膵癌,治癒切除不能な進行・再発の胃癌
注意
1)3〔膵癌〕
a)患者の病期,全身状態,UGT1A1遺伝子多型等について添付文書の「臨床成績」の内容を熟知し,有効性・安全性を十分理解の上,適応患者の選択を行う
b)術後補助化学療法における有効性・安全性未確立
2)3〔胃癌〕レボホリナート・フルオロウラシル持続静注併用療法にて,術後補助療法における有効性・安全性未確立
用法
1a)
①1日5~15mg/kg 最初の5日間:連日1日1回 静注・点滴静注 以後:5~7.5mg/kg 隔日に1日1回
②1日5~15mg/kg 隔日に1日1回 静注・点滴静注
③1日1回5mg/kg 10~20日間連日 静注・点滴静注
④1日10~20mg/kg 週1回 静注・点滴静注
⑤1日5mg/kg 必要に応じて適宜動注 ►年齢,症状により増減
b)1日5~10mg/kgを他の抗腫瘍薬又は放射線と併用し,単独使用の場合に準じ,又は間欠的に週1~2回 21日1,000mg/m2 4~5日間連日持続点滴.繰り返す場合には少なくとも3週間以上の間隔をあけて投与 ►本剤単独投与の場合には併用投与時に準じる ►年齢,患者の状態等により適減 3〔結腸・直腸癌〕
①レボホリナートを1回100mg/m2 2時間かけて点滴静注 終了直後にフルオロウラシル400mg/m2 静注 更にフルオロウラシル600mg/m2を22時間かけて持続静注.これを2日間連続して行い,2週間毎に繰り返す
②レボ
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