特 徴
他の抗てんかん薬で十分な効果が認められないDravet症候群患者におけるてんかん発作に対する抗てんかん薬との併用療法に適応を有する抗てんかん薬.
Dravet症候群に対する詳細な作用機序は明確ではないが,セロトニン放出を介した複数の5-HT受容体サブタイプの活性化作用により本症候群の発作減少をもたらすと考えられる.過去に,フェンフルラミンは1960年代から各国で成人の肥満治療目的の食欲抑制薬として使用されていたが,原発性肺高
他の抗てんかん薬で十分な効果が認められないDravet症候群患者におけるてんかん発作に対する抗てんかん薬との併用療法に適応を有する抗てんかん薬.
Dravet症候群に対する詳細な作用機序は明確ではないが,セロトニン放出を介した複数の5-HT受容体サブタイプの活性化作用により本症候群の発作減少をもたらすと考えられる.過去に,フェンフルラミンは1960年代から各国で成人の肥満治療目的の食欲抑制薬として使用されていたが,原発性肺高
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