グラチラマー酢酸塩

特　徴

　多発性硬化症治療薬．

　多発性硬化症は，中枢神経に髄鞘の脱落をきたす自己免疫疾患であり，脳，脊髄，視神経に生じる．発生部位により視覚，視野異常，顔面神経麻痺，三叉神経痛，感覚異常，構音障害，嚥下障害，筋力低下，排尿不全，認知機能障害など多

初出:今日の治療指針2024年版 発行:2024年1月

収載:医学書院 医療情報サービス（2024年11月7日　掲-ID：c24_05343-00_a002b001c001d069z0016）