診療支援
治療

ロペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)


特 徴

 真性多血症(PV)治療薬.

 PVは,本態性血小板血症,原発性骨髄線維症とともにフィラデルフィア染色体陰性(古典的)骨髄増殖性腫瘍と総称される造血系疾患群に属するクローン性幹細胞疾患である.PVはヘマトクリット値など赤血球量の上昇を特徴とし,血栓性および出血性イベント合併リスクの上昇に加え,骨髄線維症または急性骨髄性白血病に進行する長期リスクを生じる.また,赤血球数の過剰な増加に加えて巨核球/顆粒球系統などのさまざまな血球における過形成をきたす.治療においては,血栓症の発生・再発の予防が重要であり,日本のガイドラインでは,患者の血栓リスク分類に基づき,低リスク群(60歳未満かつ血栓症既往なし)に対しては瀉血と低用量アスピリン,高リスク群(60歳以上または血栓症既往あり)に対してはそれらに加えて細胞減少療法が推奨される.本剤は,モノペグ化インターフェロン誘導体であり,その生物活性はIF

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