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治療

ボツリヌス毒素


特 徴

 ボツリヌス菌が産生する毒素で,ボツリヌス菌食中毒の原因となる分子量約15万の蛋白質である.ボツリヌストキシンは神経筋接合部などでアセチルコリンの放出を阻害する.神経・筋接合部,自律神経節,神経節後の副交感神経末端からのアセチルコリン放出の阻害により,弛緩性麻痺を生じるが,きわめて毒性が

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