診療支援
治療

シアン中毒
cyanide poisoning
大谷典生
(聖路加国際病院・救命救急センター長(東京))

このコンテンツは旧版です。
新版のコンテンツは、コンテンツ一覧の「今日の治療指針2025年版」から検索してご利用ください。

頻度 あまりみない

治療のポイント

・シアン化合物曝露が疑わしい状況があり,動脈血酸素飽和度高値にもかかわらず高乳酸血症であった際,シアン中毒を疑う.

・現場での診断確定は困難であるため,シアン中毒を疑ったら解毒薬を投与する.

・摂取後のビターアーモンド臭が有名であるが,信頼性に欠ける.

◆病態と診断

A病態

・シアン化合物の直接内服,吸入曝露もしくは経皮吸収に起因する.

・シアン(CN-)への曝露は,火災の際に窒素含有有機物が燃焼し生じた煙の吸入,実験室や工場での事故,自殺(未遂),犯罪などと関連している.

・好気性代謝阻害による酸素利用障害・APT枯渇が毒性の本態.

B症状

・頭痛,過換気,動悸,頻脈,意識障害,けいれん,循環不全,呼吸停止,心停止などを呈しうる.特異的な症状はない.

C診断

・現場での確定診断は困難.後日の血中シアン濃度測定のためには全血での検体保存を行う.

・シアン化合物の曝露をきたしうる状況

残り約1400文字

この記事は医学書院IDユーザー(会員)限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

ログイン

チケット利用で30分全ページ閲覧

所持チケット:0枚残り利用回数:5/5

チケット00枚を消費して「コンテンツタイトル」を閲覧しますか?

※限定チケットから優先的に消費されます

チケットが不足しています。

チケット利用による閲覧上限を超えています。

いいえ
チケット獲得
閉じる
閉じる

チケットの利用に失敗しました。
お手数ですが、再度お試しください。

閉じる

対象のコンテンツはチケット利用対象外です。

閉じる
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら

トライアル申込ボタンを押すとトライアル申込ページに遷移します

トライアルの申し込みが完了しましたら,ライセンス情報更新ボタンを押してください

検索条件を追加

キーワード
検索対象
カテゴリ
キャンセル