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治療のポイント
・心房細動は,年齢,症状の強さ,脈拍数,基礎疾患,心機能,塞栓症のリスクなどにより必要とされる治療内容が違うため,患者ごとに方針を決める.
・リズムコントロールとレートコントロールの方針は予後が同様とされてきたが,初期の心房細動においては,リズムコントロールのほうが予後はよいことがわかった.
◆病態と診断
A病態
・心房細動は,心房が300~600回/分で不規則に興奮する不整脈である.この興奮は房室結節を経由して心室に不規則に伝わり,脈が不整となる.
・心房細動は,老化や心房筋の負荷,体質などによる心房筋の線維化・肥大・細胞数減少,心房の拡大・炎症,イオンチャネルの分布異常などの「心房の劣化」が基質となる.
・心房細動は進行性の病気であり,心房細動自体が心房リモデリングの原因となり,その進行を助長する.
・①動悸・息切れなどの症状による生活の質低下(ただし半数は無症状),②心
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