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GL2021年改訂版 心血管疾患におけるリハビリテーションに関するガイドライン
治療のポイント
・急性心筋梗塞(AMI:acute myocardial infarction)発症後のベッド上安静時間は,12~24時間以内(合併症を有する例を除く)とし,心臓リハビリテーション(心リハ)を開始する.
・経皮的冠動脈インターベンション(PCI)後のCK最高値を確認後に早期離床を開始し,過度の安静臥床による弊害を予防する.
・入院中に200m歩行が可能となれば,持久力トレーニングへ移行する.
・心肺運動負荷試験(CPX)にて運動処方を決定.実施できなければ退院後早期に実施する.
・入院中に包括的な疾病管理を行い,患者への2次予防指導を多職種により実施するが,すべて実施することは難しく退院後も継続する.
・心リハは,急性期~前期回復期(入院中)のみでなく,退院後の後期回復期から維持期まで一生涯実施