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頻度 あまりみない
GLベーチェット病診療ガイドライン2020
治療のポイント
・腸管潰瘍は特に治療介入しなくても,自然経過で拡大・縮小を繰り返し,時に瘢痕治癒したりすることがあることに留意し,治療目標は潰瘍の治癒ではなく,症状のコントロールおよびCRPの陰性化とする.
・何年も落ち着いていても突然再燃することはありうるため,治療の継続が必要.
◆病態と診断
・腸管ベーチェットの典型例では,回盲弁に接する部位に卵円形から不整形の大きな深掘れ潰瘍を形成する.
・しかし非典型例も多く,特異的な病理組織所見もないため,確定診断に難渋する場合も多い.
・症状は腹痛が多いが,下痢,血便,発熱などをきたすこともある.逆に無症状なことも多い.時に,瘢痕治癒による狭窄,潰瘍部の穿孔を起こす.
◆治療方針
症状が軽微であれば,コルヒチンやメサラジン製剤などの副作用の少ない薬を使用し,腹痛などの症状が強くCRP高値となるようで
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