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ＧＬ大腸ポリープ診療ガイドライン 2020（改訂第2版）

ＧＬ大腸内視鏡スクリーニングとサーベイランスガイドライン（2020）

ＧＬ大腸cold polypectomyガイドライン（大腸ESD/EMRガイドライン追補）（2021）

治療のポイント

・腺腫性ポリープに対する内視鏡切除は，大腸癌罹患および死亡を減少させる．

・拡大内視鏡検査は大腸ポリープの質的診断に有用であり，大きさと肉眼型，予想される病理組織所見を加味して切除法を決定する．

・高周波電流を使用しないcold polypectomyは，病変の完全切除の観点から，腺腫と診断された10mm未満の病変に限定する．

◆病態と診断

A病態

・組織学的に腫瘍性ポリープと非腫瘍性ポリープに大別され，腫瘍性ポリープには腺腫，SSL（sessile serrated lesion），癌が，非腫瘍性病変には過形成性，過誤腫性（若年性ポリープ，Peut