頻度 ときどきみる
GL肝硬変診療ガイドライン2020
治療のポイント
・栄養評価と,病態に応じた適切な栄養介入は治療の基本である.医師は肝性浮腫,腹水貯留,筋けいれん,瘙痒症,など肝硬変の合併症状に対してアセスメントを行うとともに,管理栄養士と連携し,適切な栄養指導,補充療法,対症治療を行う.
・栄養療法および腹水の診断治療は,日本消化器病学会・日本肝臓学会による「肝硬変診療ガイドライン2020」のフローチャートを参考にする.
・肝硬変でみられるサルコペニアの進行を予防するため必要とされる十分量の蛋白質の補給に努める一方で,肝性脳症のリスクのある患者には蛋白不耐症の合併に留意する.
◆病態と診断
・非代償性肝硬変は,黄疸,肝性浮腫/腹水,肝性脳症,特発性細菌性腹膜炎(SBP:spontaneous bacterial peritonitis),食道・胃静脈瘤出血などの肝不全徴候を示す肝硬変であり,Ch
関連リンク
- 治療薬マニュアル2024/合剤 《リーバクト》
- 治療薬マニュアル2024/合剤 《アミノレバンEN》
- 治療薬マニュアル2024/酢酸亜鉛水和物《ノベルジン》
- 治療薬マニュアル2024/レボカルニチン《エルカルチン》
- 治療薬マニュアル2024/合剤 《アミノレバン テルフィス》
- 治療薬マニュアル2024/合剤 《モリヘパミン》
- 治療薬マニュアル2024/リファキシミン《リフキシマ》
- 治療薬マニュアル2024/ラクツロース《モニラック ラクツロース》
- 治療薬マニュアル2024/スピロノラクトン《アルダクトンA》
- 治療薬マニュアル2024/フロセミド《ラシックス》
- 治療薬マニュアル2024/アゾセミド《ダイアート》
- 治療薬マニュアル2024/トルバプタン《サムスカ》
- 治療薬マニュアル2024/人血清アルブミン《赤十字アルブミン 献血アルブミン-「JB」 献血アルブミン-「タケダ」 献血アルブミン-「ベネシス」 献血アルブミン-「KMB」 アルブミナー アルブミン-ベーリング》
- 治療薬マニュアル2024/カンレノ酸カリウム《ソルダクトン》
- 今日の治療指針2024年版/高浸透圧高血糖状態,乳酸アシドーシス
- 内科診断学 第4版/脱水
- 新臨床内科学 第10版/1 低蛋白血症
- 今日の精神疾患治療指針 第2版/肝性脳症
- 今日の精神疾患治療指針 第2版/代謝疾患合併症
- 今日の小児治療指針 第17版/低血糖,インスリン過剰症