診療支援
治療

内分泌疾患 最近の動向
鈴木敦詞
(藤田医科大学教授・内分泌・代謝・糖尿病内科学)

◆病態と診断

A学会での主なトピックス

 2022年11月11~12日の臨床内分泌代謝Updateは,一般発表・指定講演などはオンラインにとどまったが,教育的な講演は現地でも聴講可能なハイブリッド形式での開催となり,2つの会場で活発な議論が繰り広げられた.2023年6月1~3日の第96回日本内分泌学会学術総会は,デジタルポスターとともに多くの対面型の発表が行われ,オンラインの教育講演を残しながらの現地参加の増加からは,ポストコロナの学会活動の再活性化が本格化していることが予見された.また,国際化をみすえ,英語による口演セッションが設けられた.

B診断

1.ガストリン・RIAキットの受注開始

 製造中止により測定できなくなっていたガストリンについて,新たなRIAキットによる測定受注が開始された.当初研究用だったが,2023年3月に保険収載された.

2.副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン(CRH:corti

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