頻度 あまりみない
GL膵・消化管神経内分泌腫瘍(NEN)診療ガイドライン2019年(第2版)
ニュートピックス
・2021年に保険収載となった放射線内照射療法であるペプチド受容体核医学内用療法(PRRT:peptide receptor radionuclide therapy)は,インスリノーマ,ガストリノーマといったホルモン産生性機能性神経内分泌腫瘍に対して高いホルモン症状改善効果が見込める.全国で施行可能な専門施設が増加しており,薬物治療に加えて積極的に活用できる治療選択肢となった.
治療のポイント
・機能性神経内分泌腫瘍では,腫瘍に対する治療と並行して,ホルモン過剰分泌のコントロールが重要である.
・可能であれば切除が第1選択である.
・機能性神経内分泌腫瘍は症状が前面に出る一方,サイズの小さな腫瘍であることが多いため,小さな腫瘍を見逃さないことを意識する.
・局所治療の際に一過性のホルモン過剰
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