診療支援
治療

Ⅳ.繁用される漢方処方とその基本的注意
丁 宗鐵
(日本薬科大学教授・名誉学長)
菊谷健彦
(東戸塚記念病院・麻酔科部長)

 繁用される漢方製剤を処方名の五十音順に列挙し,その構成生薬,効能・効果,使用上の注意を示す(ただし,メーカーによって構成生薬,効能・効果,使用上の注意は異なる場合があるので,実際の処方では各製剤の添付文書を参照されたい).加えて,比較臨床試験が行われて効果があるとされる対象・症状をエビデンスの項に示した.処方名の左に付した数字は処方のコード番号を示す.

 構成生薬のうち下線のあるものは,特に注意を要する生薬である.ここではツムラの製剤の情報を掲載した.

 本書の本文項目中で処方例に掲載された製剤については,処方名の右側に該当を示した.

‍ 掲載リスト

‍ 106 温経湯(ウンケイトウ)

‍ 1 葛根湯(カッコントウ)

‍ 137 加味帰脾湯(カミキヒトウ)

‍ 24 加味逍遙散(カミショウヨウサン)

‍ 50 荊芥連翹湯(ケイガイレンギョウトウ)

‍ 25 桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)

‍ 17 五苓

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