適応
統合失調症,躁病,神経症における不安・緊張・抑うつ,悪心・嘔吐,吃逆,破傷風に伴う痙攣,麻酔前投薬,人工冬眠,催眠・鎮静・鎮痛薬の効力増強 注意注経口投与が困難な場合や緊急の場合,又,経口投与が不十分と考えられる場合にのみ使用.尚,経口投与が可能で効果が十分と判断された場合には,速やかに経口投与に切替
用法
内通常:1日30~100mg 分服(増減) 精神科領域:1日50~450mg 分服(増減) 注1回10~50mg 緩徐に筋注(増減) 小児内(ウインタミン)発達段階や症状の程度により,個人差が特に著しいが,通常1回0.5~1mg/kg 1日3~4回 ►小児生後6カ月未満回避
禁忌
1)昏睡状態,循環虚脱状態(悪化)
2)バルビツール酸誘導体・麻酔薬等の中枢神経抑制薬の強い影響下(中枢神経抑制作用延長,増強)
3)アドレナリン投与中(アナフィラキシー救急治療を除く)
4)過敏症(フェノチアジン系化