適応
統合失調症
用法
1回50~150mg(ハロペリドールとして) 4週間隔で筋注 ►投薬量,注射間隔は症状に応じて適宜増減並びに間隔を調節 ►初回投与量は経口ハロペリドールの1日量の10~15倍を目安とし可能な限り少量から開始し100mgを超えない
禁忌
1)昏睡状態(悪化)
2)バルビツール酸誘導体等の中枢神経抑制薬の強い影響下(中枢神経抑制作用増強)
3)重症心不全(心筋に対する障害作用,血圧低下)
4)パーキンソン病又はレビー小体型認知症(錐体外路症状悪化)
5)過敏症(本剤,ブチロフェノン系化合物)
6)アドレナリン(アナフィラキシー救急治療を除く),クロザピン投与中
7)妊婦・妊娠
注意
〈基本〉
①抗精神病薬の長期投与が必要な慢性精神病患者に使用.過去の治療で抗精神病薬の投与により症状が安定した患者に投与.現在ハロペリドール以外を使用している場合は,ハロペリドールに対する予期せぬ副作用が起こりうるので