適応
1新生児痙攣
2てんかん重積状態
注意本剤は,作用発現が遅く,長時間作用型に属する→てんかん重積状態では,速効性の薬剤を第1選択とし,本剤は第2選択以降に使用することが望ましい
用法
1初回投与:20mg/kgを静注.痙攣がコントロールできない場合,状態に応じ,初回投与量を超えない範囲で用量を調節し静脈内に追加投与 維持投与:2.5~5mg/kgを1日1回静注 215~20mg/kgを1日1回静注 注意
①意識障害,血圧低下,呼吸抑制が現れることがあるので,用量調節を適切に行うために,血中濃度測定が望ましい.又,呼吸抑制が現れた場合,直ちに人工呼吸等処置
②1新生児では,5~10分かけて緩徐に投与.但し,状態に応じ,より緩徐に投与も考慮.又,追加投与の際は,状態を観察,初回投与から十分な間隔をあけた上で,実施
③2小児及び成人では,10分以上かけて緩徐に投与.但し,100mg/分の投与速度を超えない