適応
1緑内障
2てんかん(他の抗てんかん薬で効果不十分な場合に付加)
3肺気腫における呼吸性アシドーシスの改善
4内心性浮腫,肝性浮腫
5内月経前緊張症
6メニエル病及びメニエル症候群
7錠睡眠時無呼吸症候群
用法
11日250~1,000mgを分割 21日250~750mgを分割 31日1回250~500mg 41日1回250~500mg 51日1回125~375mg 月経前5~10日間又は症状発現日から服用 61日1回250~750mg 71日250~500mgを分割.いずれも内注適宜増減 注静注又は筋注
禁忌
1)過敏症(本剤,スルホンアミド系薬剤)
2)無尿(排泄遅延により副作用が強く発現)
3)急性腎不全
4)肝硬変等の進行した肝疾患又は高度の肝機能障害
5)高Cl血症性アシドーシス,体液中のNa・Kが明らかに減少,副腎機能不全・アジソン病(電解質異常が増悪)
6)慢性閉塞隅角緑内障には長期投与しない(緑内障の悪化が不顕性化)
注意
〈基本〉
①連用する場合,電解質異常が現れるので定期的に検査
②再生不良性貧血,溶血性貧血,無顆粒球症の重篤な血液障害,又,骨髄機能低下,白血球減少,血小板減少,血小板減少性紫斑病等が現れる為,定期的に検査
➌降圧作用に基づくめまい,ふらつき→運転注意
④夜間の休息が必要な患者には,夜間の排尿を避ける為,午前中に投与が望ましい
〈適用上〉末注射用に使用しない 注
①注射用水,生食,又は5%ブドウ糖で完全に溶解してから使用
②経口投与が困難,緊急,経口投与で効果が不十分と考えられる場合にのみ行う.尚,経口投与が可能で効果が十分と判断された場合は速やかに経口投与に切替
③投与経路は静脈内注射を原則とし,他剤との混注は避ける
④静脈内注射により,血管痛が現れる為,できるだけ緩徐に
〈その他〉
①注適応外であるが,脳梗塞,モヤモヤ病等の患者に脳循環予備能の検査目的で静脈内投与した際に,脳梗塞等の症