適応
1本態性高血圧症(軽症~中等症),狭心症,頻脈性不整脈
2本態性振戦
注意〔本態性振戦〕十分な観察,診断により類似の振戦を生ずる他の疾患との区別を行い,本態性振戦と鑑別された症例のみに投与
用法
11日20mg 分2(増減) 効果不十分な場合は,1日30mgまで増量可 21日量10mgから開始し,効果不十分な場合は,1日20mgを維持量として2回に分割(増減).尚,増減するが1日30mgを超えない 注意褐色細胞腫又はパラガングリオーマの患者には,単独で投与しない.投与する場合は,α遮断剤で初期治療後に投与し,常にα遮断剤を併用
禁忌
1)高度の徐脈(著しい洞性徐脈),房室ブロック(Ⅱ,Ⅲ度),洞房ブロック,洞不全症候群
2)糖尿病性ケトアシドーシス,代謝性アシドーシス(アシドーシスによる心筋収縮力の抑制を増強)
3)気管支喘息,気管支痙攣の恐れ(気管支を収縮させ,喘息症状の誘発・悪化)
4)心原性ショッ
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