診療支援
薬剤

アルベカシン硫酸塩新様式
6119
arbekacin sulfate(ABK)
ハベカシン Habekacin(Meiji Seika)
 :25・75・100・200mg/0.5・1.5・2・4mL/A
アルベカシン硫酸塩(25・75・100・200 各社)

適応

〈適応菌種〉アルベカシンに感性のメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA) 〈適応症〉敗血症,肺炎 注意本剤はメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)感染症に対してのみ有用性が認められている.尚,MRSAが検出されただけではMRSA感染症とは限らないので,投与にあたっては,以下の点に留意

1)MRSA感染症の診断が確定した場合にのみ投与を原則とする

2)臨床症状及び菌の検出状況からMRSA感染症が推定された場合には,個々の患者背景や臨床症状の推移等を考慮の上,投与の可否を判断

用法

1日150~200mg 分1~2 筋注・点滴静注 ►点滴静注は30分~2時間かけて注入 小児1日4~6mg/kg 分1~2 30分かけて点滴静注 ►年齢,体重,症状により適宜増減 注意

①本剤の薬効は最高血中濃度と最も相関されていることから,1日1回静脈内投与が望ましい

②腎機能異常及び聴力障害等の副作用に留意し,投与期

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