適応
HIV感染症 注意
1)無症候性HIV感染症に関する治療開始については,CD4リンパ球数及び血漿中HIV RNA量が指標とされている.よって,本剤の使用にあたっては,患者のCD4リンパ球数及び血漿中HIV RNA量を確認するとともに,最新のガイドラインを確認すること
2)本剤又は他の抗HIV薬による治療経験が無く,かつ,原疾患であるHIV感染症により好中球数750/mm3未満又はHb値が7.5g/dL未満に減少したと判断される患者に対しては,治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ,本剤の投与を考慮
3)HIVによる神経機能障害に対する有効性は確認されていない
4)投与前CD4リンパ球数500/mm3以上のHIV感染症患者については,有効性及び安全性は確認されていない
用法
1日量500~600mg 分2~6回(適宜減量) 注意
①投与中に特に著しい好中球減少(750/mm3未満又は投与