適応
1小細胞肺癌,非小細胞肺癌
2子宮頸癌,卵巣癌,胃癌(手術不能又は再発),結腸・直腸癌(手術不能又は再発)
3乳癌(手術不能又は再発),有棘細胞癌
4悪性リンパ腫(非ホジキンリンパ腫)
5小児悪性固形腫瘍
6治癒切除不能な膵癌
注意
1)術後補助化学療法における有効性・安全性未確立
2)6患者の病期,全身状態,UGT1A1遺伝子多型等について添付文書の「臨床成績」の内容を熟知し,有効性・安全性を十分理解の上,適応患者の選択
用法
13A法 2A法又はB法 4C法 5D法 6E法 A法:1日1回 100mg/m2 1週間間隔で3~4回点滴静注 少なくとも2週間休薬 これを1クールとして繰り返す B法:1日1回 150mg/m2 2週間間隔で2~3回点滴静注 少なくとも3週間休薬 これを1クールとして繰り返す C法:1日1回 40mg/m2を3日間連日点滴静注 これを1週毎に2~3回繰り返し少なくとも2週間休薬 これを1クールとして繰り返す ►A~C法では年齢,症状により増減 D法:1日1回 20mg/m2を5日間連日点滴静注 これを1週間毎に2回繰り返し少なくとも1週間休薬 E法:1日1回 180mg/m2を点滴静注 少なくとも2週間休薬 これを1クールとして繰り返す ►D法,E法では適減 ►A法・B法・E法では,投与時,投与量に応じ500mL以上の生食液,ブドウ糖液,電解質維持液に混和し,90分以上かけて点滴静注 ►C法では,投与時,投与量に応じ,250mL以上の生食液,ブドウ糖液又は電解質維持液に混和し,60分以上かけて点滴静注 ►D法では,投与時,投与量に応じ,100mL以上の生食液,ブドウ糖液又は電解質維持液に混和し,60分以上かけて点滴静注 注意
①投与予定日の白血球数又は血小板数が以下の条件に満たない時は,投与中止又は延期 〈投与可能条件〉
a)白血球数≧3,000/mm3以上
b)血