適応
1以下の臓器移植における拒絶反応の抑制:腎移植,肝移植,心移植,肺移植,膵移植,小腸移植
2骨髄移植における拒絶反応及び移植片対宿主病の抑制
注意
1)腎移植及び肝移植以外の新規臓器移植患者に対する有効性及び安全性は未確立
2)骨髄移植時の使用に際し,HLA適合同胞間移植では本剤を第1選択薬とはしない
用法
〔腎移植〕移植2日前より0.15~0.20mg/kgを1日1回朝経口(以後,症状に応じ増減) 〔肝移植〕術後初期には0.10~0.15mg/kgを1日1回朝経口(以後,症状に応じ増減) 〔プログラフ経口製剤から切替(腎移植,肝移植,心移植,肺移植,膵移植,小腸移植,骨髄移植)〕 同一1日用量を1日1回朝経口 ►尚,吸収は一定しておらず,個人差があるので,血中濃度の高い場合の副作用並びに血中濃度が低い場合の拒絶反応及び移植片対宿主病の発現を防ぐため,患者の状況に応じて血中濃度を測定し,トラフレベ