適応
1体力中等度で上腹部がはって苦しく,舌苔を生じ,口中不快,食欲不振,時により微熱,悪心などのあるものの次の諸症:諸種の急性熱性病,肺炎,気管支炎,気管支喘息,感冒,リンパ腺炎,慢性胃腸障害,産後回復不全
2慢性肝炎における肝機能障害の改善
用法
1日7.5g 分2~3 食前又は食間(顆粒)
1日6.0g 分2~3 食前又は食間(細粒)
1日18錠 分2~3 食前又は食間(錠剤)
!警告
慢性肝炎における肝機能障害の目的で投与された患者で間質性肺炎が起こり,重篤な転帰に至ることがある→中止,加療
禁忌
1)インターフェロン製剤を投与中
2)肝硬変,肝癌
3)慢性肝炎における肝機能障害で血小板数が10万/mm3以下の患者
目標
体力中等度の人で胸脇苦満のある場合に用いる
1)熱性疾患では食欲不振,口中不快感を伴う場合
2)胸脇苦満の認められる諸種慢性疾患
3)食欲不振,全身倦怠感等を伴う諸種慢性疾患
4)小児虚弱体質の