今日の診療
治療

ショック―緊急検査と処置
shock:emergency examination and treatment
早川峰司
(北海道大学病院准教授・救急科)

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ニュートピックス

・「日本救急医学会救急point-of-care超音波診療指針」をベースとした,日本救急医学会監修「救急超音波診療ガイド」が2023年に発刊された.ショックに対するエコーを用いた評価方法が記載されている.

治療のポイント

・ショックの原因を評価し,その原因を解除することが重要である.

・ショックの原因がすみやかに解除できない場合,病態に応じた支持療法を試みる.

・支持療法は,輸液/輸血や昇圧薬,強心薬などを併用して選択することが多い.

◆病態と診断

A病態

・ショックとは重要臓器の血流が維持できなくなり,細胞の代謝障害臓器障害が起こり,生命の危機に至る急性の症候群である.

・ショックは,その要因から,循環血液量減少性ショック(hypovolemic shock),血液分布異常性ショック(distributive shock),心原性ショック(cardiogenic shoc

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