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治療のポイント
・突然の呼吸困難をきたす病態は緊急性の高い疾患が多いため,迅速な評価と介入が重要.
・初期評価は,ABCDEアプローチ(気道・呼吸・循環・意識・外傷や体温)に従ってもれなく迅速に行う.
・基礎疾患,服薬歴,発症からの臨床経過は,鑑別診断を行ううえで重要である.
◆病態と診断
Aprimary survey
・A(気道)の異常:気道異物(窒息),急性喉頭蓋炎などで起こりうる.吸気性喘鳴を聴取することが多く,呼吸補助筋(胸鎖乳突筋など)の過剰運動も認められる.Aの異常はきわめて緊急性・重症度が高い.
・B(呼吸)の異常:肺炎・気胸・気管支喘息・COPD増悪・間質性肺炎急性増悪など,肺に異常があることが多い.しかし,急性心不全などの心疾患でもBの異常をきたすことがある.SpO2 低下よりも,呼吸数増加(30回/分以上)が先行することが多い.
・C(循環)の異常:急性心不全・急性冠症候群など,心臓
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