GL急性腹症診療ガイドライン2015
◆病態と診断
A病態
・救急外来では便秘や胃腸炎をはじめ,急性虫垂炎,胆石症,腸閉塞,大腸憩室炎,尿管結石,胃腸炎,潰瘍穿孔に遭遇する頻度が高い.
・非外傷性では消化器系疾患以外に,血管系,尿路系,産婦人科疾患,呼吸器系,ケトアシドーシスなどの内分泌代謝系まで鑑別対象.
B診断
・病歴:性別(妊娠を見逃さない),既往,アレルギー,内服歴,OPQRSTの確認〔Onset:発症様式(急性は虚血,穿孔,捻転,結石など),Palliative/Provocative/Position:増悪・寛解・部位(移動する場合は虫垂炎,動脈解離など),Quality:性質,Radiation:放散(肩への放散痛は急性冠症候群など),Symptom/Severity:随伴症状/増悪,Time:時間〕の確認で系統的な聴取をする.緊急処置を考慮し最終経口摂取の日時を確認する.
・バイタルサイ
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