今日の診療
治療

頭部外傷
head injury
落合秀信
(宮崎大学教授・救急・災害医学)

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GL1頭部外傷治療・管理のガイドライン(第4版)(2019)

GL2外傷初期診療ガイドラインJATEC 改訂第6版(2021)

ニュートピックス

・2022年5月より,直接第Ⅹa因子阻害薬に対し中和薬が使用可能となった.

治療のポイント

・グラスゴー・コーマ・スケール(GCS)15~14を軽症,13~9を中等症,8以下を重症と定義する(外傷初期診療ガイドライン).

・気道,呼吸,循環の確認が重要である.

・脳ヘルニア徴候を認めたら直ちに専門医へコンサルトする.

・抗凝固薬服用は中和を考慮する.

・軽症で帰宅とする際は,必ず遅発性頭蓋内血腫などについて説明する.

◆病態と診断

A病態

・頭部局所の外力により生じる局所性損傷(脳挫傷や頭蓋内血腫)と,頭部への角回転加速度などの剪断力により生じるびまん性損傷に大別される.

・2次性損傷(血腫拡大や脳浮腫)により症状は進行する.

B診断

・受傷機転や部位,時間,意

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