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頻度 あまりみない
治療のポイント
・気管・気管支損傷は鈍的胸部外傷の1%と比較的まれな損傷であるが,気道閉塞や緊張性気胸を合併すると短時間で致命的となるため,早期の診断,治療が必要である.
・初期治療のポイントは気道の確保と呼吸・循環の維持であり,分離肺換気や体外式膜型人工肺(ECMO)が必要となることもある.
・診断後は集中治療や外科的治療の可能性を考慮し,高次施設への転送が望ましい.
◆病態と診断
A病態
・頸部や胸部への強い外力や気道内圧上昇により生じる.重症度はさまざまであるが,出血による気道の閉塞や呼吸不全が進行すると重症度はきわめて高くなる.鋭的損傷は頸部気管が多く,鈍的損傷は解剖学的理由から気管分岐部から2.5cm以内の主気管支が多い.
・全層性の損傷の場合,頸部の皮下気腫や縦隔気腫を伴うが,胸膜の損傷があれば気胸を合併し,緊張性気胸に進行すると閉塞性ショックに陥る.
・胸腔ドレナージを行っ
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