今日の診療
治療

穿通性腹部外傷
penetrating abdominal trauma
岡田一郎
(日本医科大学付属病院講師・救命救急科(CCM))

頻度 あまりみない

GL1外傷初期診療ガイドラインJATEC 改訂第6版(2021)

GL2外傷専門診療ガイドラインJETEC 改訂第3版(2023)

治療のポイント

・穿通性腹部外傷は手術を前提とした対応が必要だが,全例に手術が必要とは限らない.

・循環動態不安定な穿通性腹部外傷ではCTスキャンなどの不必要な検査は行わず,一刻も早く緊急開腹手術を行う.

・上腹部の穿通性腹部外傷は,しばしば胸部外傷を合併しており,開腹手術と同時に開胸手術を必要とする可能性がある.

◆病態と診断

A病態

・受傷機転として,本邦ではナイフや包丁による刺創が大半であるが,杭や突起物による杙創も経験する.

・昨今,テロリズムによる銃創や爆発物に含まれる釘などの鋭利な異物による穿通性外傷が問題となっている.テロリズムが起こった際には多くの負傷者が発生する場合があり,一般開業医も診断・治療に携わる可能性がある.

・主な病態は,出血と腹膜炎

残り約1300文字

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