今日の診療
治療

鈍的腹部外傷
blunt abdominal trauma
伊藤 香
(帝京大学病院准教授・外科学講座Acute Care Surgery部門)

このコンテンツは旧版です。
新版のコンテンツは、コンテンツ一覧の「今日の治療指針2026年版」から検索してご利用ください。

頻度 ときどきみる(腹部外傷の80%は鈍的メカニズムによるもので,その75%は交通事故に起因する)

GL外傷初期診療ガイドラインJATEC 改訂第6版(2021)

治療のポイント

・初期診療は外傷初期診療ガイドラインJATEC 改訂第6版(2021)に沿って行う.

・直ちに試験開腹術が必要となる場合もあり,外傷専門施設での診療が望ましい.

◆病態と診断

A病態

・前腹壁に鈍的な力が加わると,腹部臓器が後胸郭や脊椎に圧迫され,実質臓器(脾臓や肝臓)後腹膜臓器(十二指腸や膵臓)が損傷を受けやすい.

・シートベルトが腹部を圧迫し腹腔内圧が急激かつ顕著に上昇すると,管腔臓器が破裂する.

・急激な減速によって生じる剪断力は,臓器の腹膜への付着部で裂傷,血管断裂,動脈の内膜や中膜に伸張損傷による臓器の虚血を引き起こす.特に腎臓で生じやすい.

・肋骨や骨盤の骨折を伴う場合,骨片が腹腔内組織を損傷することがある.

・腹部外傷

残り約1000文字

この記事は医学書院IDユーザー(会員)限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

ログイン

チケット利用で30分全ページ閲覧

所持チケット:0枚残り利用回数:5/5

チケット00枚を消費して「コンテンツタイトル」を閲覧しますか?

※デイリーチケットから優先的に消費されます

チケットが不足しています。

チケット利用による閲覧上限を超えています。

いいえ
チケット獲得
閉じる
閉じる

チケットの利用に失敗しました。
お手数ですが、再度お試しください。

閉じる

対象のコンテンツはチケット利用対象外です。

閉じる
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら

トライアル申込ボタンを押すとトライアル申込ページに遷移します

トライアルの申し込みが完了しましたら,ライセンス情報更新ボタンを押してください

検索条件を追加

キーワード
検索対象
カテゴリ
キャンセル