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頻度 ときどきみる(腹部外傷の80%は鈍的メカニズムによるもので,その75%は交通事故に起因する)
GL外傷初期診療ガイドラインJATEC 改訂第6版(2021)
治療のポイント
・初期診療は外傷初期診療ガイドラインJATEC 改訂第6版(2021)に沿って行う.
・直ちに試験開腹術が必要となる場合もあり,外傷専門施設での診療が望ましい.
◆病態と診断
A病態
・前腹壁に鈍的な力が加わると,腹部臓器が後胸郭や脊椎に圧迫され,実質臓器(脾臓や肝臓)や後腹膜臓器(十二指腸や膵臓)が損傷を受けやすい.
・シートベルトが腹部を圧迫し腹腔内圧が急激かつ顕著に上昇すると,管腔臓器が破裂する.
・急激な減速によって生じる剪断力は,臓器の腹膜への付着部で裂傷,血管断裂,動脈の内膜や中膜に伸張損傷による臓器の虚血を引き起こす.特に腎臓で生じやすい.
・肋骨や骨盤の骨折を伴う場合,骨片が腹腔内組織を損傷することがある.
・腹部外傷
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