今日の診療
治療

胃管・イレウス管留置法 [■体腔,管腔の処置]
nasogastric tube,ileus tube
中尾彰太
(大阪府泉州救命救急センター・センター長)

治療のポイント

・胃管留置は,初診時に胃内容物をあらかじめ排除しておく観点から,救急医療において基本的かつ重要な手技である.

・イレウス管は,空腸または回腸のドレナージにより病状の改善が見込まれるイレウスに対し留置する.

 本項では,消化管内貯留物のドレナージを目的とした内容に限定し概説する.

A胃管留置法

1.適応

1)消化管蠕動運動低下などにより貯留した胃内容物の排除

2)上部消化管穿孔(胃・十二指腸)における胃の除圧

3)上部消化管出血における,出血量や性状のモニタリング

2.禁忌

 食道の狭窄や穿孔が想定される場合は絶対的禁忌である.また,髄液鼻漏や鼻出血を認める場合は,頭蓋底骨折が懸念され,胃管の頭蓋内迷入などのリスクが発生するため,経鼻的な留置は禁忌である.

3.手技

1)局所麻酔用ゼリーを用い,鼻粘膜に十分表面麻酔を施す.

2)患者を仰臥位にし,頭部を軽度後屈位にする.

3)鼻腔から胃管(成人で14~1

残り約800文字

この記事は医学書院IDユーザー(会員)限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

ログイン

チケット利用で30分全ページ閲覧

所持チケット:0枚残り利用回数:5/5

チケット00枚を消費して「コンテンツタイトル」を閲覧しますか?

※限定チケットから優先的に消費されます

チケットが不足しています。

チケット利用による閲覧上限を超えています。

いいえ
チケット獲得
閉じる
閉じる

チケットの利用に失敗しました。
お手数ですが、再度お試しください。

閉じる

対象のコンテンツはチケット利用対象外です。

閉じる
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら

トライアル申込ボタンを押すとトライアル申込ページに遷移します

トライアルの申し込みが完了しましたら,ライセンス情報更新ボタンを押してください

検索条件を追加

キーワード
検索対象
カテゴリ
キャンセル