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ニュートピックス
・2023年7月,「急性中毒標準診療ガイド」が改訂され,胃洗浄適応判断としての薬毒物残存評価法の1つに腹部CT検査が利用されることがあると記載された.
胃洗浄とは,胃内に残存する薬物・毒物を,胃管を使って物理的に回収する行為である.水道水や生理食塩液などを注入して胃内物質を回収する.吐血や血便の病歴がある患者において,緊急内視鏡の適応を決める事前検査として胃洗浄を実施する場合がある.
A適応
1)胃内に薬物・毒物が大量に貯留していると考えられる場合に実施する.そのためには摂取からの時間を推定することが重要である.患者や家族からその情報が得られない場合は,リスクとベネフィットを勘案して腹部CT検査も考慮する.
2)摂取後1時間以内が望ましいが,胃内で塊になりやすいブロムワレリル尿素や消化管蠕動を抑制するサリチル酸や抗コリン薬などは,胃内での停滞が考えられるので,数時間経過していても
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