今日の診療
治療

有機リン・カーバメイト中毒
organophosphate and carbamate poisoning
山本理絵
(東海大学講師・救命救急医学)

頻度 あまりみない

治療のポイント

・カーバメイト中毒ではアセチルコリンエステラーゼ(AChE)の自然回復により,プラリドキシム(PAM)は不要である.

・揮発性を有することもあるため,個人防護と換気など2次被害対策が必要である.

◆病態と診断

A病態

・有機リンとカーバメイトがAChEに結合し失活させることで,神経末端にAChが蓄積する.

・有機リンと結合したAChEはリン酸化したのち,脱アルキル化(aging),イオン化する.

・カーバメイトと結合したAChEはカルバモイル化するが,自然回復する.

・症状には,ムスカリン様症状(縮瞳,徐脈など),ニコチン様症状(筋線維束れん縮など),中枢神経症状(興奮,けいれんなど)がある.

・有機リン中毒では中間症候群,遅発性神経炎を呈する可能性があるが,カーバメイト中毒ではまれである.

B診断

・曝露歴,臨床症状(縮瞳流涎筋線維束れん縮ニンニク臭など)がある場合は有

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