今日の診療
治療

キサンチン誘導体中毒(テオフィリン中毒・カフェイン中毒)
xanthine derivative poisoning
三井太智
(山梨県立中央病院・高度救命救急センター)

このコンテンツは旧版です。
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頻度 あまりみない(カフェイン中毒・テオフィリン中毒)

治療のポイント

・中毒症状(頻脈性不整脈,血圧低下,けいれんなど)を認める場合は,血液浄化療法を行う.

◆病態と診断

A病態

・カテコールアミンの遊離促進と代謝阻害のため,カテコールアミン濃度が上昇し,β-アドレナリン受容体刺激作用を発揮する.

・アデノシン受容体への拮抗作用で筋小胞体へのCaの再取り込みを阻害する.

・症状は,中枢神経刺激作用(悪心,嘔吐,不穏,興奮,けいれん発作など),気管支平滑筋弛緩作用,心筋刺激作用(頻脈性不整脈,血圧低下,心停止),利尿作用(低P血症,低K血症),骨格筋興奮作用(乳酸アシドーシス,横紋筋融解症)がある.

B診断

・カフェイン・テオフィリン服用歴や喘息の病歴がある患者に,悪心,嘔吐,不穏,頻脈を認めればキサンチン誘導体中毒の診断となる.

・カフェイン中毒量は1~3g,致死量は5~50gである.血中濃度の中毒濃度は2

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