今日の診療
治療

ヘビ咬傷(ニホンマムシ,ヤマカガシ,ハブ)
snakebite
畠中健吾
(宮崎県立延岡病院・救命救急科医長)

このコンテンツは旧版です。
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頻度 あまりみない

治療のポイント

・マムシ咬傷では,マムシGradeを用いて重症度や抗毒素血清の適応を判断する.

・駆血や局所の切開,冷却は一般的に推奨されない.

・重症マムシ咬傷やヤマカガシ咬傷では出血傾向に注意する.

◆病態と診断

・病歴と臨床症状や血液検査所見から診断する.

Aマムシ咬傷

・日本全土の平地から山地の森林・田畑・藪に生息し,特に夏季に好発する.

・前牙類の毒蛇であり60~70%で咬傷部に一対の牙痕を認めるが,20~30%では蛇毒の注入がない無毒咬傷となる.

・マムシ毒は多糖類の蛋白質からなり,腫脹作用・出血作用・壊死作用・血液凝固促進または抑制作用・神経毒性作用などを発揮する.

・指(趾)尖部の咬傷が多く,腫脹や疼痛は体幹側へ拡大する.

横紋筋融解やそれに伴う急性腎障害が起こりうる.

・咬傷部から直接毒液が血管内に吸収された場合は,血小板減少が生じ重症化しうる.

Bヤマカガシ咬傷

・本州・九州・

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