頻度 あまりみない(国内100例以下,2023年49例)
ニュートピックス
・熱帯地域で多く,国内では沖縄で夏~秋にかけて多く報告され,2023年には河川でのカヌー後に5名の集団発生が報告されている.
・河川由来の報告が多いが,飲食サービス業従事での感染事例も報告されており,東京都でも年間数例の報告がある.
治療のポイント
・検査診断には時間を要する場合があり,疫学的背景が診断・治療のポイントとなる.
◆病態と診断
A病態
・スピロヘータの一種であるレプトスピラ属菌(Leptospira spp.)を原因とする人獣共通感染症である.
・ネズミやマングースなど野生動物の腎臓に潜んでおり,保菌動物の尿で汚染された水・土壌や尿との直接的な接触,汚染された水や食物の飲食によって感染する.
・潜伏期は曝露後数日~14日間(最長30日間)で,発熱,頭痛,筋肉痛,関節痛などの非特異的症状を主体とする軽症型から,黄疸,出血,
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