頻度 ときどきみる(2018年から原則検査診断による全例を届出する5類全数把握対象疾患へと変更された.2018年は11,190人の届出があったが,2020年以降減少し,2022年は469人であった)
GLJAID/JSC感染症治療ガイド2023
治療のポイント
・カタル期における病状の改善,または感染拡大の抑制(痙咳期以降)を目的に抗菌薬による治療を行う.
・本疾患特有のけいれん性の咳嗽発作(痙咳発作)に対して,鎮咳去痰薬や気管支拡張薬による治療を行う.
◆病態と診断
A病態
・百日咳菌(Bordetella pertussis)の飛沫または接触感染により7~10日程度の潜伏期間を経て発症する.
・臨床経過は3期に分類されている.
1)カタル期(約2週間):通常の感冒症状で始まり,徐々に咳嗽が増え,激しくなる.
2)痙咳期(約2~3週間):本疾患に特有のけいれん性の咳嗽発作(痙咳発作)を認める.短い咳が連続的
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