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GL日本版敗血症診療ガイドライン2024(J-SSCG2024)
ニュートピックス
・「日本版敗血症診療ガイドライン2024(J-SSCG2024)」が作成された.本ガイドラインでは,設定されたCQに対して,詳しい解説と推奨が記載されている.
治療のポイント
・敗血症とは「感染症に対する生体反応が調節不能な状態となり,重篤な臓器障害が引き起こされる状態」と定義される.また,敗血症性ショックは「急性循環不全により細胞障害・代謝異常が重度となり,ショックを伴わない敗血症と比べて死亡の危険性が高まる状態」と定義され,敗血症における最重症の状態である.このため,敗血症では循環動態の安定化を目指しつつ診断を進め,抗菌薬を選択する.
・敗血症治療における抗菌薬選択は一般的な感染症診療の考え方と同様であるが,敗血症では限られた時間と情報のなかで抗菌薬を選択しなければならない.
・抗菌薬は敗血症の原因と
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