頻度 あまりみない
GL1JAID/JSC感染症治療ガイド2023
GL2寄生虫症薬物治療の手引き2020(改訂第10.2版)
GL3感染性角膜炎診療ガイドライン(第3版)(2023)
治療のポイント
・赤痢アメーバ症(アメーバ赤痢)には,アメーバ腸炎とアメーバ肝膿瘍が含まれる.
・アメーバ腸炎の診断では,検鏡に合わせて抗原検査(イムノクロマト法)を実施することで感度・特異度が上昇する可能性がある.
・アメーバ腸炎はメトロニダゾールの内服ですみやかに改善するが,ときに再燃例がみられる.治療後の糞便にアメーバのシスト(嚢子)が残存するリスクがあるため,パロモマイシンの内服が推奨される.
・アメーバ肝膿瘍では原則穿刺ドレナージが不要であるが,膿瘍の大きさにより穿刺や治療の延長が必要になることもある.
・アカントアメーバ角膜炎は,緩徐に進行する治療抵抗性角膜炎として発症する.治療には病巣の掻爬や自家調製を要す点眼