診療支援
治療

慢性閉塞性肺疾患(COPD)
chronic obstructive pulmonary disease(COPD)
金子 猛
(横浜市立大学大学院主任教授・呼吸器病学)

頻度 よくみる

GLCOPD(慢性閉塞性肺疾患)診断と治療のためのガイドライン2022〔第6版〕

ニュートピックス

・2023 GOLD Reportにおいて,COPDの薬物治療開始にあたり,これまでは増悪頻度(高・低)と症状の程度(重・軽)から患者を4つのグループに分類していたが,これを変更して増悪頻度が高い2つのグループを症状の程度にかかわらず同じグループとして,増悪頻度の低いグループは従来通り症状の程度で2つに分け,全体で3つのグループに分類した.初期薬物治療として,増悪頻度が低くかつ症状が軽いグループA以外は,すべてLABA/LAMA配合薬を推奨した.なお,増悪頻度が高いグループでは,「末梢血好酸球数≧300の場合はLABA+LAMA+ICSを考慮する」とされた.

・2024 GOLD Reportでは,60歳以上の患者に対してRSウイルスワクチンの接種が推奨された.

・身体活動性が生命予後

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