今日の診療
治療

過敏性肺炎
hypersensitivity pneumonitis
稲瀬直彦
(平塚共済病院・院長(神奈川))

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GL過敏性肺炎診療指針2022

治療のポイント

・治療の基本は抗原回避であり,原因抗原の特定が重要である.

・長期的な抗原回避のために,住居や職場の環境改善が必要な場合がある.

・抗原回避のみでは改善が不十分あるいは進行する場合に薬物療法を行う.

◆病態と診断

A病態

・過敏性肺炎は抗原吸入後のⅢ型・Ⅳ型アレルギー反応により形成され,慢性経過により肺線維化をきたす.

・急性過敏性肺炎と慢性過敏性肺炎に分類されるが,2020年の米国胸部医学会・日本呼吸器学会・ラテンアメリカ胸部学会合同による“An Official ATS/JRS/ALAT Clinical Practice Guideline”(以下,「2020ATS/JRS/ALATガイドライン」)では非線維性過敏性肺炎と線維性過敏性肺炎に分類された.

・原因抗原別の疾患名(夏型過敏性肺炎,鳥関連過敏性肺炎,住居関連過敏性肺炎,農夫肺,

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