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ニュートピックス
・じん肺法により,事業者は「じん肺健康診断の実施」とその「結果の保管」が義務づけられている.職場を変えることが多い,ずい道等建設労働者などの健康情報を,建設業労働災害防止協会(建災防)が開発したシステムで一元管理を行うようになった.
治療のポイント
・根本的な治療方法はなく,症状を緩和させる治療が中心となる.具体的には,咳には鎮咳薬,痰には去痰薬,呼吸困難には気管支拡張薬や酸素療法,呼吸リハビリテーションなど,症状に応じた治療が行われる.
◆病態と診断
A病態
・肺に線維化が生じ,結節をつくり,塊状巣を形成する.肺胞壁の破壊により肺気腫となり,肺の換気・血流障害がもたらされる.
B診断
・粉じん曝露歴があると推定できることが診断の前提になる.胸部単純X線写真,胸部CTでは肺野粒状影や不整陰影,塊状陰影,肺気腫などのさまざまな所見がみられる.アスベスト曝露歴がある場合には