頻度 あまりみない
治療のポイント
・特発性と2次性に分かれ,原因疾患と重症度により治療が異なる.多くの場合,空気は縦隔から徐々に吸収されるため,経過観察で改善する.高濃度の酸素を投与することによって,縦隔の空気がより早く吸収される可能性がある.
・呼吸困難,胸痛の強い場合は,対症療法を行いながら,原因疾患の治療を行う.
・静脈還流障害を伴う場合は,皮膚を切開して縦隔内の空気を排出するドレナージ術も考慮するが,この場合は呼吸器外科専門医にコンサルトする.
◆病態と診断
A病態
・縦隔とは,左右の胸膜腔の間に存在する部位の名称であり,心臓,大血管,食道,気道,胸腺,自律神経系とその間隙を占める結合織およびリンパ組織により構成されている.
・空気が存在しない縦隔内に,空気が入り込んだ状態が縦隔気腫である.肺または気道から縦隔に空気が漏れ出たときに発生する.
B原因
・特発性では,肺や気道の圧力の上昇による.強い咳
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