診療支援
治療

冠動脈インターベンション
percutaneous coronary intervention(PCI)
伊苅裕二
(東海大学教授・循環器内科学)

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GL1安定冠動脈疾患の血行再建ガイドライン(2018年改訂版)

GL2急性冠症候群ガイドライン(2018年改訂版)

ニュートピックス

・HBR(high bleeding risk)を評価し,抗血小板薬2剤併用(DAPT:dual antiplatelet therapy)期間を短縮するのが標準的となった.

治療のポイント

・冠動脈インターベンションの対象疾患は冠動脈狭窄であるが,病型として①ST上昇型急性心筋梗塞,②不安定狭心症・非ST上昇型急性心筋梗塞,③安定狭心症の3種がある.

・ST上昇型急性心筋梗塞では,死亡率を劇的に低下させる治療法である冠動脈インターベンションが第1選択の治療法である.緊急でインターベンションを行う.

・一方,安定狭心症の治療法は内科治療,冠動脈バイパス術,冠動脈インターベンションの3つの選択肢から1つを選ぶ.十分に時間をかけて適応を検討する.

◆治療方針

AST

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