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GL高血圧治療ガイドライン2019
治療のポイント
・病態(夜間高血圧の遷延・モーニングサージ)および睡眠時無呼吸合併の有無によって治療法が異なるので,鑑別診断をしっかりと行う.
◆病態と診断
A病態
・通常夜間は10~20%血圧が低下することが知られているが,食塩感受性+食塩摂取過多や睡眠時無呼吸による交感神経活性亢進などで夜間血圧降下が認められない夜間高血圧となり,これが早朝まで遷延して早朝高血圧となる.
一方で,体内時計や循環リズム変化などで早朝覚醒前後に急激に血圧上昇をきたすモーニングサージという病態による早朝高血圧も存在し,この両者の合併も少なくない.
B診断
・24時間自由行動下血圧測定(ABPM:ambulatory blood pressure monitoring)による評価がゴールデンスタンダードとなるが,実際上は早朝血圧(起床・排尿後,食事前,1~2分安静後)が他の時