診療支援
治療

二次性高血圧症
secondary hypertension
田村功一
(横浜市立大学主任教授・循環器・腎臓・高血圧内科学)

頻度 よくみる

GL1高血圧治療ガイドライン2019

GL2原発性アルドステロン症診療ガイドライン2021

GL3エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン2023

GL42022年改訂版 末梢動脈疾患ガイドライン

ニュートピックス

・日本腎臓学会編集の「エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン2023」が刊行された.

治療のポイント

・片側性腎動脈狭窄を伴う腎血管性高血圧(RVH:renovascular hypertension)に対して,レニン-アンジオテンシン(RA)系阻害薬(ARB,ACE阻害薬)を投与する(GL3推奨レベル2,エビデンスグレードC).

・両側性腎動脈狭窄が疑われる腎血管性高血圧の場合にはRA系阻害薬(ARB,ACE阻害薬)は原則として投与しない(GL3推奨レベルなし,エビデンスグレードD).

・片側性原発性アルドステロン症に対しては患側副腎摘出術が推奨される(GL1推奨の強さ1,エビ

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