今日の診療
治療

低血圧症
hypotension
成田圭佑
(自治医科大学・循環器内科学)

頻度 よくみる

GL1高血圧治療ガイドライン2019

GL2高齢者高血圧診療ガイドライン2017(2019年一部改訂)

GL32022年改訂版 不整脈の診断とリスク評価に関するガイドライン

治療のポイント

・低血圧症の多くは,加齢に伴う自律神経異常や脱水などによる循環血液量の減少,薬剤の副作用が原因であることが多いが,心疾患や神経疾患が原因となっている場合もあり,重篤になりうる原疾患についての鑑別が重要である.

・治療に際しては,血圧値そのものの上昇ではなく,症状の改善・消失を目標とする.

・治療に際しては,重症例以外では,食事生活指導などの非薬物治療を優先して開始する.食事生活指導で改善が得られない場合は薬物治療を検討する.

◆病態と診断

A病態

・一般的には収縮期血圧100mmHg未満かつ何らかの症状を有する病態を低血圧症とするが,ガイドライン上の明確な定義はない.

・起立性低血圧を呈する場合が多い.

・低血

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